音楽がつないだ、国籍と世代を越えた心の交流
2026年2月7日(土)、新宿区牛込箪笥区民ホールにて、音楽を通じた国際交流フェスティバル
「こころのうた ~Song of the Heart」 を開催いたしました。
当日の天気予報、都内は雪。交通機関の乱れなども心配されましたが、天候に恵まれ無事に開催することができました。
本イベントは、令和7年度新宿区協働推進基金助成事業として新宿区が後援、認定NPO法人日本国際親善協会こころのうた実行委員会が主催し、日本人と外国人がそれぞれの「心の歌」「ふるさとの歌」を歌い合うことで、国籍や世代を越えた相互理解と交流を深めることを目的に実施されました。
世界の“こころの歌”が響いたステージ
フェスティバルは、事前審査を通過した出演者と飛び入り参加、プロのゲスト総勢12名がステージに登場。
日本をはじめ、さまざまな国や地域にゆかりのある歌が披露されました。
それぞれの歌には、
- 故郷への想い
- 家族との思い出
- 人生の支えとなった経験
などが込められており、歌声とともに語られるエピソードに、会場からは温かな拍手と共感の空気が広がりました。
言葉が異なっても、音楽を通して気持ちが伝わり、来場者からは、
「こころの唄は国の違いを超えて心にひびくことを感じました」
「様々な出身の方と歌を通じてその背景も知ることができた」
「多文化、多国籍、多民族の心にひびく歌でした!ジェンダも越えている」
といった声が寄せられました。















飛び入りコーナー
当日、「ステージで歌ってみたい」という方を募集したところ、1名の参加者が勇気をもってステージに立ち、歌声を披露してくださいました。
会場からは、その挑戦を温かく見守るように大きな拍手が送られ、会場が一体となる心温まるひとときとなりました。


プロによる華麗なステージ
フェスティバルでは、民族衣装を纏ったプロの歌手3名によるステージも繰り広げられ、それぞれ表現力豊かな歌声で楽曲の世界観を大切に届けました。
内モンゴル自治区出身のオルティンドー歌手、オットホンバイラさん。
伸びやかで力強く、まるで広大な草原を駆け抜けるような歌声が会場に響き渡り、観客を雄大な大地の情景へと誘いました。モンゴルの歌に加え、日本民謡「南部牛追歌」も披露されました。


同じく内モンゴル自治区出身のオルティンドー歌手、オドバルさんも出演。
深みのある伸びやかで情感豊かな歌声が会場いっぱいに響き渡り、観客を魅了しました。その豊かな表現力により、会場は静かな感動に包まれ、心に残るひとときとなりました。


日本からは、オネエジャズシンガーのササミーさんが出演。持ち前の軽妙なトークで会場を和ませ、観客の笑いを誘いました。
親しみやすい語り口と温かな人柄により、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれました。


会場がひとつになった参加型コーナー
観客の参加型コーナーでは日本の唱歌『ふるさと』を合唱しました。
ステージと客席の垣根を越え、会場全体が一体となって歌声を重ねる時間となりました。
続くグランドフィナーレでは、認定NPO法人日本国際親善協会会長・池田節子より、出演者と来場者への感謝の言葉が述べられ、会場は温かな雰囲気に包まれました。
最後に『365歩のマーチ』をステージ出演者全員で歌い、会場が一体となる中、音楽の喜びに満ちたフェスティバルは盛況のうちに幕を閉じました。

新宿から生まれた、新しい交流のかたち
多様な国籍や文化、価値観を持つ人々が暮らす新宿区において、本フェスティバルは、「交流のきっかけがない」「話しかける機会がない」といった課題に対し、音楽という共通言語を通じて、自然な出会いと相互理解を育む場となりました。
出演者や来場者は、それぞれの背景を越えて音楽を通して心を通わせ、新宿区の多様性とその魅力をあらためて実感する機会となりました。
来場者からは、
「地域の中に、こんな温かい交流の場があることがうれしい」
「次回もぜひ開催してほしい」
「次回は自分たちのゴスペルチームでも参加したい」
といった声が寄せられ、本イベントの継続を望む声が多く聞かれました。
未来へ続く“歌のコミュニティ”へ
「こころのうた Song of the Heart」は、一度きりのイベントではなく、歌を通じた継続的な交流の場づくりを目指しています。
歌には、人の心を開き、背景や文化の違いを越えてつながる力があります。
今回の出会いと共感が、新たな友情や地域のつながりへと広がっていくことを願っています。
今後も、日本国際親善協会では、多文化共生社会の実現に向け、音楽を通じた交流の機会を継続してまいります。
ご出演・ご来場いただいた皆さま、そして本事業を支えてくださった関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

主催:認定NPO法人日本国際親善協会 こころのうた実行委員会
委員長:伊瀬洋昭
後援:新宿区
取材の依頼、記事についてのお問い合わせはこちらまで→ shinjuku_event@jifa.org(伊瀬まで)



